Thursday, 02 Jan 2025
ジャカルタ、2024年12月31日 – 株式会社Jトラスト銀行インドネシア(Jトラスト銀行)は、ESG(環境、社会、ガバナンス)の要素を取り入れた、環境に優しい預金プログラム「TORAブルーオーシャン預金」の提供を開始しました。このプログラムは、廃棄物、特にプラスチックごみの管理とリサイクルを通じて、海洋生態系の保全を支援することを目的としています。
廃棄物による海洋汚染は、地球上で最も深刻な環境問題の一つです。世界銀行の報告書「The Atlas of Sustainable Development Goals 2023」によると、インドネシアは2020年から2023年の間、世界で5番目に多い海洋プラスチックごみを排出している国です。この深刻な状況を踏まえ、Jトラスト銀行は「TORAブルーオーシャン貯蓄」プログラムを通じて、この問題解決に貢献していきます。
このプログラムでは、お客様は預金をしながら、同時に海洋保全活動にも参加することができます。預金金利(年3.5%)のうち、年0.5%が自動的に寄付され、プラスチックごみの管理とリサイクルを行う環境プロジェクトの資金として活用されます。さらに、Jトラスト銀行もこのプロジェクトに年0.38%を寄付し、お客様と一緒に海洋保全に取り組みます。
Jトラスト銀行のビジネスディレクターであり、サステナビリティ委員会の委員長も務めるWidjaja Hendra氏は、次のように述べています。「TORAブルーオーシャン預金プログラムは、当行のすべてのステークホルダーにとって価値のあるプログラムです。このプログラムを通じて、お客様は預金という形で利益を得ながら、インドネシアの海の保全に貢献することができます。これは、私たちの生活を支えている海への責任を果たすことにもつながります。」
廃棄物の管理とリサイクル活動において、Jトラスト銀行はWaste4Change(https://waste4change.com)と提携しています。Waste4Changeは、責任ある方法で、廃棄物管理の包括的なソリューションを提供する社会的事業です。
「TORAブルーオーシャン貯蓄プログラムを通じて集まったお客様からの寄付(年0.5%)とJトラスト銀行からの寄付(年0.38%)は、Waste4Changeに送金され、プラスチックごみの管理とリサイクルに活用されます。これにより、海洋汚染の防止に貢献していきます。」とWidjaja Hendra氏は説明しています。
Jトラスト銀行は、説明責任と透明性を重視し、Waste4Changeによるプラスチックごみ管理の報告書を、Jトラスト銀行の公式ウェブサイトやSNSなどを通じてお客様に公開していきます。